青空うれしディナーショー



控え室で既に酔っ払い状態



 
「怪童尾崎」尾崎行雄さんと 




 
マジシャンのムッシュー品田さんとビッグボーイズの羽生君




 
うれし師匠の客いじりが始まる。オレも早速餌食に、、、




 
今回も手伝いに来てくれた「宮田陽・昇」の二人




 
「ニックス」の二人もお手伝い




 
「東京ボーイズ」の軽妙なコント




 
「若いお巡りさん」の曽根史郎さん




 
まだまだ声量たっぷりの大津美子さん




 
後期高齢者青空うれし そんな歳に見えますか??




 
宮田陽君と




 
絶好調!! 中畑清!!




 
石毛君とも約一年振りの再会




 
当日出席した芸人さんが次々と舞台に




 
お馴染み「ビッグボーイズ」の二人












 
大津美子さんと。 邪魔してるのは声帯模写の鯉川のぼる師匠




 
焼き物のことで話が弾む




 
熱唱する笹みどりさん 曲は「下町育ち」




 
「東京ボーイズ」左から仲八郎さん、菅六郎さん




 
たまらず歌いだした中畑清




 
伝説の大打者 中西太さんと




 
かくして延々と抽選会が続くのだった、、、



静岡停まりの最終新幹線が10時10分。うれし師匠そんなのちっとも考えちゃ~~くれない。9時40分になっても抽選が終わらない、、、

もう駄目だ!!急いでタクシーに乗り飯田橋へ。総武線を待ち、御茶ノ水で中央線乗り換え。やっと着いた東京駅、、、あぁ~~それなのに、、、それなのに、、、

駅員に聞いたら次の三島停まりに乗れば、乗継して1時前には清水に着けるという。

よし!!それで行こう!!暫く待って文字通りの最終に乗り込む。言われた通りに三島から在来線で沼津駅。ここで静岡行きに乗れるはずだった、、、

あぁ~~それなのに、、、それなのに、、、電車が見当たらない。駅員に聞いてみたらもう電車はないと言う。

「そんなバナナ」と捨てゼリフを残してタクシー乗り場に、、、そりゃ~~もう~つまらんシャレでも飛ばさにゃやってられんぞよ。

結局清水までタクシー代13,000円也。たった2・3分の差で天国と地獄。

師匠!!頼むよ!!来年は5時開演にしてよ、、、
  


2010年10月26日 Posted by 臥游山人 at 16:44Comments(0)交遊録

イメージ

いつもは朝のうちに散歩するんだけど、昨日から窯焚きで徹夜していたので、今日は昼過ぎから散歩した。爽やかな秋の風を体いっぱいに受け、緑の中を歩くのは何とも贅沢な気分になる。散歩の時間をちょっとずらしただけで見えてくる風景も変わる。

今日は土曜日なので船越公園では子連れの親子が嬌声をあげながら楽しそうに走り回っていた。ブランコや滑り台ではしゃぎまくっているこの子たちが、このまま幸せに育ってくれるように祈らずにはいられない。

公園を抜けて茶畑の中を歩いていたら、遠くのほうで何やら大きな声がする。声のトーンからして明らかに若者の声ではない。茶畑の中に野菜を作っている畑があるのだが、どうもその辺から聞こえてくる。

いた、いた。畑の前に藤の花をからませている棚があるのだが、その周りでハイキングの格好をした6人ほどのおばちゃん集団が、ギャーギャーと騒いでいる。見ると真っ赤な柿のような実をつけた蔓を我先にとむしり取ってるではないか。

「うわ~~嬉しい!!こんなにあるよ。ほらあんたも採りなさいよ」そう言いながらみんなで夢中になっている。そばで見ているオレのことなんか眼中にない。

おばちゃんたちが採っているのは烏瓜(からすうり)の実だった。生け花の花材として珍重されるものだ。それが目の前にたっぷりあるのだから採りたくなるのも分からないではない。でもちょっと待て!!そんな貴重なものがこんなところにあるのを不思議に思わないかい??それもこんなに沢山、、、

人家からあまり離れていない、しかも畑の中の棚に絡んでいるんだよ。こんな場所に自然に生えてくるか??どう考えても農家の人がどこかから持ってきて移植したものだろう。そんなことが60をとうに過ぎたと思われるおばちゃんたちは気づけないのだろうか?日本人はそんなこともイメージ出来ないガサツな人種だったのだろうか??

昔のオレなら間違いなく一喝しただろう。情けない話だが、世の塵芥にまみれてしまった今のオレにその気力はない。いや、例えオレが注意したところでこのおばさん達が聞く耳を持たないだろう。「あんたに言われる筋合いはない」「ここはあんたの畑か?」返ってくる言葉の予想がつく。そうすれば更にオレのストレスは倍増するだろう。

黙ってひと睨みして通り過ぎたが、おばちゃん達の嬌声が更に大きくオレの背中につき刺さってくる。オレは振り向きもせず家路を目指す、、、




  


2010年10月23日 Posted by 臥游山人 at 17:05Comments(0)日々雑感

よしお兄さん

今日はNPO法人ヤングカレッジのセミナーが静岡商工会議所清水事務所の一階フロアーで行われた。今回のセミナーは~親子で楽しくふれあい体操~と命名し、若い親子に思い切りスキンシップをはかって貰おうという趣旨で行われた。

その講師としてNHKテレビ「おかあさんと一緒」に体操のお兄さんとして出演している「よしお兄さん」こと、小林剛久君に東京から来てもらった。小林君は一昨年に引き続き二回目の出演となる。

清水駅の改札口で12時45分の待ち合わせ。時間通りに列車が到着し、爽やかな笑顔とともに小林君が手を挙げながら改札を抜けてきた。テレビで見る彼は結構ひょうきんなキャラだが、実際は実に礼儀正しく、口数の少ない好青年なのだ。





そのまま車で会場に向かい、準備作業中のスタッフに挨拶をしてから控え室に入る。そこで早速、役員や司会の南條さんと進行について打ち合わせをする。会場のほうも続々と参加者が集まってきているようだ。体操着に着替えて貰いスタンバイOK!!





桑添理事長が開会の挨拶をし、いよいよ小林君の出番だ。毎日テレビで見ている「よしお兄さん」の登場に一番喜んでいるのはお母さん達のようだ。お馴染みの歌が次々と流れ、大きなアクションで小林君が踊り出す。最初雰囲気に呑まれていた子供達の目が次第に活き活きと輝きだし、大きな声で歌いながら一緒に踊りだした。みんな楽しそうだ。




















しかし、アッという間に一時間が過ぎて行く。小林君には事前にオレの方から頼んでいたことがある。折角清水に来てもらったのだから、最後に参加している親子と記念撮影して貰うことだった。彼は二つ返事で快諾してくれた。





体操をしているよりこちらの方が大変だったと思うが、彼はいやな顔一つしないで参加者全員と記念撮影に応じてくれた。終始にこやかに撮影に応じている姿を見てオレは、彼は更に人気者になるだろうな~と、確信を深めた。

ホントはセミナーが終わったら「末廣鮨」でご馳走しようと思っていたのだが、予定を聞いたら東京に戻らないといけないと言う。夕方からNHKで打ち合わせがあるそうだ。オレとしては大きな出費をしないで済んだが、手ぶらで帰すわけには行かない。そこで「河岸の市」に寄り、美味しい干物をたっぷりお土産に持って帰ってもらうことにした。

「河岸の市」からそのまま車で静岡駅まで送り、改札口で見送ったが、彼は最後まで穏やかな笑みを絶やさず颯爽と階段を上っていった。ヨシ!! 又彼には清水に来てもらおう、、、









  


2010年10月16日 Posted by 臥游山人 at 23:12Comments(0)NPO法人ヤングカレッジ

モンスタージジババ

オレの知り合いが主催するディナーショーに参加した時、隣のテーブルに何やら落ち着きのない小柄なジーサンがいた。何となく嫌な予感はしていたが、ショーが始まっても隣の人と大声で話をしている。ジーサンに注意するのはいささか気が引けたので、相手になっている50歳程の男性に「すみません、静かにしてもらえませんか」と声をかけた。彼はハイといって静かになったので、オレは舞台の方に向き直ってショーを楽しむことにした。

ところが、、、である。暫くしたらそのジーサンがオレに「おい、俺に文句があるんだったら、あっちの方でも喋ってる奴がいるじゃないか。あっちにも行って注意して来い」と言いがかりをつけてきたのだ。「そんなの知らんよ。オレはここがうるさいから静かにしてと言っただけだろ」と言ったら、隣に座っている腰の曲がったバーサンがオレに向かって「バカ野郎!!」と罵声を浴びせてきた。どうも連れ合いらしい。二人とも70歳はとうに過ぎているだろう。オレも腹が立ったが、場所も場所だし、こんな年寄り相手に喧嘩してもみっともないので無視することにした。

最近、自分のことしか考えない、こんな年寄りをよく見かける。日本は実はこの年代が問題なのだ。残念だが、オレを含めた団塊以降の年代が確実に劣化しているのだ。道徳教育をないがしろにして、ただ働け、働け、、、エコノミックアニマルだ、ウサギ小屋だ、と世界中から揶揄されようが、ひたすら所得倍増に励んできた。確かに金銭的に豊かになったかも知れないが、その分大切なものを沢山失ってきたような気がする。

戦勝国アメリカは、日本が二度とアメリカに逆らわないように、日本のシステムのあちこちに巧みに時限爆弾を仕掛けていったという。日本国憲法然り、そして、国家観、歴史観、を自虐的に認識させ、主体性を薄めて徐々に徐々に日本を他国依存型の国家に仕立て上げていく、、、その時限爆弾が戦後あちらこちらで爆裂し、今や日本は自分で自分の国も守れないような国にされてしまった。その標的にされたのが団塊世代以降のじじばばであり、その役割を最大限に担ったのが所謂左翼と言われる人達だとすれば、こんな皮肉で漫画的な話はない。

今世間では、モンスターペアレントとかモンスターペーシェントが問題になっているが、この先間違いなくモンスタージジババが世間のつまはじきになっていくだろう。




  


2010年10月09日 Posted by 臥游山人 at 22:40Comments(0)日々雑感

かんぱ~~い

ロスのじゅんちゃんのところに電話をした。女性の声が聞こえてきたのでてっきりるみちゃんだと思ったら、るみちゃんの娘さんで女優の松下恵さんだった。

恐る恐るじゅんちゃんの状況を聞いたら、「自宅に帰ってますよ」という話だった。もうリハビリも始めているらしい。「じゅんちゃんによろしく言ってね」と早々に電話を切ったが、オレも歳だな、、、涙が出てきた。

「ばんざ~い」と叫びたい気持ちだ。夜中に叫んだら近所迷惑だからやめるけど、こんな嬉しいことはない。この調子だったら東京国際映画祭に帰ってくるかも知れんな。

嬉しくて嬉しくて、今日は眠れるかな、、、とりあえずとりあえずビールだろう。

かんぱ~~い !!




  


2010年10月07日 Posted by 臥游山人 at 02:13Comments(2)交遊録

じゅんちゃんへ

立て続けにビックボーイズのなべちゃんと青空うれし師匠から電話が入った。二人とも映画監督のじゅんちゃん(すずきじゅんいち)を心配して電話をくれたのだった。今日の「週刊文春」にじゅんちゃんのラスベガスでの事故のことが載り、どうも夕方のテレビニュースでも取り上げられたらしい。

なべちゃんにはだいぶ前にじゅんちゃんを紹介してある。うれし師匠にはまだ紹介してないけど、今月の25日に椿山荘で行われる師匠のディナーパーティに、じゅんちゃんと奥さんの榊原るみちゃんも参加する予定だった。

ことしの東京国際映画祭に自作のドキュメント映画「442」を出品し、27日にはプレミアショーが予定されており、音楽を担当した喜多郎氏と舞台挨拶するはずだった。そしてじゅんちゃんは多忙の中、オレに会うために25日に時間を空けてくれた。うれし師匠のパーティが始まる二時間前にホテルの喫茶店で待ち合わせをして暫くだべり、そのままパーティにも参加する予定だったのだ。でもこの状態ならそれも不可能だろう。

「でもあんたとの約束は守るからね」と、うれし師匠は言ってくれた。オレは「折角二人が参加してくれるのだから、当日二人を舞台に上げて映画の話をしてくださいよ」とうれし師匠に図々しくお願いしておいたのだった。錚々たる人たちが集まるパーティだから少しは宣伝になると思ったのだ。

師匠は二人が参加できなくても、当日舞台からじゅんちゃんの映画の宣伝をしてくれると言う。本当にうれし師匠は温かい人だ。この頃更にその思いを強くしている。

コロンビア・トップ師匠がまだ生きていた頃、オレはトップ師匠にこう云われたことがある。「うれしはさ~、嘘つきうれしって言うんだよ。言うことの9割は嘘だからあんたも気をつけなよ」。師匠の精一杯の愛情表現だと思って、オレは笑顔で「ハイ、ハイ、」と頷いた。

うれし師匠は確かに歳の割には無邪気である。いつまでたっても子供のような遊び心を持っている。そんな師匠にオレも時々引っかかってしまうけど、それは嘘というよりガキの悪戯という類のもの。騙されても清清しい気持ちになるから不思議だ。

「師匠も交通事故にはくれぐれも気をつけてくださいよ」と言ったら、「大丈夫だよ~。そうそう、この前あんたから電話をもらった時さ~、春日三球とマジシャンのムッシュー品田と田舎の温泉にいたんだけどよ~、その帰りにスピード違反で捕まっちゃってさ~」と、他人事のように言っていた。

「何キロオーバーしたんですか?」って聞いたら「大したことないよ~。たかだか30キロだよ」だって。 ホントにまったくこの不良老人共は、、、

でも、こんないい仲間に恵まれてオレは幸せだな。

じゅんちゃん、こんな訳だけど何とか映画のPRやっておくよ。くれぐれも無理をしないようにね。一日も早い回復を祈ってるよ。




  


2010年10月06日 Posted by 臥游山人 at 20:21Comments(0)交遊録

じゅんちゃん、生きててくれてありがとう!!

朝の散歩から帰ってきたらカミさんが「今さっきアメリカのるみちゃんから電話があって、じゅんちゃんが交通事故で大変らしいよ」と、心配そうな顔でオロオロしていた。

るみちゃんとは女優の榊原るみちゃんの事で、じゅんちゃんは彼女の夫君で映画監督のすずきじゅんいちの事である。二人は十年程前からロスアンゼルスに住まいを移して映画製作に携わっている。昨年の「東洋宮武が覗いた時代」に引き続き、今年も「442」というドキュメンタリー映画を撮り、11月から日本でも公開されることになっている。

http://www.youtube.com/watch?v=kjwmm_5--hU

その公開に先駆け、東京国際映画祭に招待されて今月来日する予定だった。27日には音楽を担当した喜多郎さんと一緒に舞台で対談することになっていた。オレともその前々日の25日に会う約束をしてたのに、、、

オレは取るものも取り敢えずロスのじゅんちゃんの家に電話を入れた。るみちゃんの声が聞こえてきた。意外と元気そうなので一安心する。聞けばラスベガスで事故に遭ったらしい。じゅんちゃんが運転していてガードレールに突っ込んで横転したそうだ。じゅんちゃんは頭と顔に裂傷を負い、数か所の骨折もあるようだ。死んでいても不思議ではない大事故だったらしい。るみちゃんは後部座席の乗っていてベルトも装着していたので重傷は免れたが、腕を骨折し、あちらこちらに打撲があるという。

じゅんちゃんはヘリコプターで運ばれ集中治療室にいたが、今日中には一般病棟に移れるそうだ。じゅんちゃんは事故当時の記憶が全くないようだ。その為自分の容態も理解できず、まだ「日本に行く」と言ってるらしい。

オレはるみちゃんに「ゆっくり療養して元気になったら日本においでよ。それまでじゅんちゃんを励ましてやってね」と言って受話器を置いた。ホントは直ぐにでも駆けつけて元気づけてやりたいのだがロスではそうもいかない。歯がゆくて仕方がない。

るみちゃんは「友達が来てくれて色々手伝ってくれる」と気丈に言っていたが、きっと心細い思いをしているに違いない。料理を始め、細かいこともじゅんちゃんがやっていたらしいからな~~。保険の事や、色々なキャンセルなど、やらなきゃいけないことが一杯あるはずだ。

るみちゃん頑張れ!! そしてじゅんちゃん、生きててくれてありがとう!!




  


2010年10月02日 Posted by 臥游山人 at 14:06Comments(0)交遊録