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いつもは朝のうちに散歩するんだけど、昨日から窯焚きで徹夜していたので、今日は昼過ぎから散歩した。爽やかな秋の風を体いっぱいに受け、緑の中を歩くのは何とも贅沢な気分になる。散歩の時間をちょっとずらしただけで見えてくる風景も変わる。

今日は土曜日なので船越公園では子連れの親子が嬌声をあげながら楽しそうに走り回っていた。ブランコや滑り台ではしゃぎまくっているこの子たちが、このまま幸せに育ってくれるように祈らずにはいられない。

公園を抜けて茶畑の中を歩いていたら、遠くのほうで何やら大きな声がする。声のトーンからして明らかに若者の声ではない。茶畑の中に野菜を作っている畑があるのだが、どうもその辺から聞こえてくる。

いた、いた。畑の前に藤の花をからませている棚があるのだが、その周りでハイキングの格好をした6人ほどのおばちゃん集団が、ギャーギャーと騒いでいる。見ると真っ赤な柿のような実をつけた蔓を我先にとむしり取ってるではないか。

「うわ~~嬉しい!!こんなにあるよ。ほらあんたも採りなさいよ」そう言いながらみんなで夢中になっている。そばで見ているオレのことなんか眼中にない。

おばちゃんたちが採っているのは烏瓜(からすうり)の実だった。生け花の花材として珍重されるものだ。それが目の前にたっぷりあるのだから採りたくなるのも分からないではない。でもちょっと待て!!そんな貴重なものがこんなところにあるのを不思議に思わないかい??それもこんなに沢山、、、

人家からあまり離れていない、しかも畑の中の棚に絡んでいるんだよ。こんな場所に自然に生えてくるか??どう考えても農家の人がどこかから持ってきて移植したものだろう。そんなことが60をとうに過ぎたと思われるおばちゃんたちは気づけないのだろうか?日本人はそんなこともイメージ出来ないガサツな人種だったのだろうか??

昔のオレなら間違いなく一喝しただろう。情けない話だが、世の塵芥にまみれてしまった今のオレにその気力はない。いや、例えオレが注意したところでこのおばさん達が聞く耳を持たないだろう。「あんたに言われる筋合いはない」「ここはあんたの畑か?」返ってくる言葉の予想がつく。そうすれば更にオレのストレスは倍増するだろう。

黙ってひと睨みして通り過ぎたが、おばちゃん達の嬌声が更に大きくオレの背中につき刺さってくる。オレは振り向きもせず家路を目指す、、、







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2010年10月23日 Posted by臥游山人 at 17:05 │Comments(0)日々雑感

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