追憶~我が心のミクロフ~
先月の28日、チェコに住む姪のアキコが結婚式を挙げた。それもオレの大好きな、オーストリアとの国境の街ミクロフで、、、オレも何とかして行きたかったけど、オレには今行けない事情がある。アキコもそれを解っていてくれる。
そもそもこの結婚式自体急な話だった。連れ合いのミハル君がチェコのガラス会社の支社長として9月から中国に赴任が決まった。その前に結婚式を挙げようと急遽決まったのだった。
それが、、、ミクロフとは、、、縁の不思議さをつくづく考えるね~。今回の式の介添役を務めたのはアキコの親友ペトラだった。ペトラは数年前にアキコと一緒に我が家を訪れているし、オレもペトラの実家に何回も遊びに行った。
ペトラのお父さんペテルはミクロフの隣にあるブジェジー村でワイナリーをやっている。ここに遊びに行くとペテルが直接ワインの樽からガラスの管のような道具でワインをグラスに移してくれる。「どれでもいいから朝まで飲め」といわれるのだが、腹は一つだしね~。ホントに人のいいお父さんだ。

そんなこともあってミクロフでの式となったらしい。式を挙げたのはミクロフの郊外で、そして会食をミクロフでやったようだ。



そして夜からは酒好きのチェコ人が飲み会をやらないわけがない。どうも二次会の会場は、オレが三年前にミクロフに行ったときに誘われてついて行ってどんちゃん騒ぎをしたワインセラーのようだ。



ここは個人の持ち物だが、町の高台にあるコジー・フラデク(山羊の砦と呼ばれる)という岩山に作られた朽ち果てた砦の下にあり、固い岩を掘ってかなり大きな部屋を作りそこをセラーにしている。1800年代に作られたようだが、持ち主(オレより結構若い)は大の日本びいきのようで大歓待してくれた。彼はペテルの友人らしい。
飲むだけでは物足りず、外で踊りだす陽気な国民性だ。

ペトラがどうも大の男を相手に飲み比べをやったようだが、チェコの女性を舐めちゃいけない。どうも飲んでいるのは50度近いスリボヴィッツェという、スモモから作った蒸留酒のようだ。

そして、、、結局こうなる・・・

ムハも二年間ほど滞在したというミクロフには天空の城と呼ばれるミクロフ城がある。前回行った時に、ライトアップされて暗闇の中に浮かび上がるミクロフの城に、オレは暫し見とれてしまった。

一番のお勧めは、ミクロフの街を見下ろす聖なる丘(巡礼の丘)に上って見る360度のパノラマだ。ミクロフの街は勿論、世界遺産のバルチツェ城、そして東西冷戦下には憧れの地であったろう、オーストリアがすぐそこに迫ってくる。この丘に登って、ここで西側に渡ろうとして何人の命が失われたんだろう、、、と感慨に耽っていたときに、大きな渡り鳥の一団が一羽一羽の顔が確認できるような距離で、しかもオレの目線の下を飛んでいった。「鳥でも自由に行き来できるのに、、、」オレは思わず目頭が熱くなったのを今でも鮮烈に覚えている。

チェコの弟の家は来年の秋頃に完成する。「その頃もう一度ミクロフで本式の式をやるからその時お出でよ」と弟が言ってくれた。どうせ行くなら長期滞在したい。弟の家をベースにしてまだ行ってないチェコの田舎町を回りたい。その頃ブルチャークと言って仕込みたてのワインを飲むお祭りがある。ワインといっても、ほとんどジュースのようなものらしいがアルコール度数は結構あるそうだ。それを一日中、色々なワイナリーのものを呑んで飲んだくれる。それを咎める人は誰もいない、、、これが一番いいね~~。
ようし、行くぞ~~。美味しいワイン造って待っててよ!!ペテル!!
んんん、、、オレはミクロフが好きなんじゃなくて、ワインが飲みたいだけの唯のノンベーか??
そもそもこの結婚式自体急な話だった。連れ合いのミハル君がチェコのガラス会社の支社長として9月から中国に赴任が決まった。その前に結婚式を挙げようと急遽決まったのだった。
それが、、、ミクロフとは、、、縁の不思議さをつくづく考えるね~。今回の式の介添役を務めたのはアキコの親友ペトラだった。ペトラは数年前にアキコと一緒に我が家を訪れているし、オレもペトラの実家に何回も遊びに行った。
ペトラのお父さんペテルはミクロフの隣にあるブジェジー村でワイナリーをやっている。ここに遊びに行くとペテルが直接ワインの樽からガラスの管のような道具でワインをグラスに移してくれる。「どれでもいいから朝まで飲め」といわれるのだが、腹は一つだしね~。ホントに人のいいお父さんだ。
そんなこともあってミクロフでの式となったらしい。式を挙げたのはミクロフの郊外で、そして会食をミクロフでやったようだ。

そして夜からは酒好きのチェコ人が飲み会をやらないわけがない。どうも二次会の会場は、オレが三年前にミクロフに行ったときに誘われてついて行ってどんちゃん騒ぎをしたワインセラーのようだ。



ここは個人の持ち物だが、町の高台にあるコジー・フラデク(山羊の砦と呼ばれる)という岩山に作られた朽ち果てた砦の下にあり、固い岩を掘ってかなり大きな部屋を作りそこをセラーにしている。1800年代に作られたようだが、持ち主(オレより結構若い)は大の日本びいきのようで大歓待してくれた。彼はペテルの友人らしい。
飲むだけでは物足りず、外で踊りだす陽気な国民性だ。

ペトラがどうも大の男を相手に飲み比べをやったようだが、チェコの女性を舐めちゃいけない。どうも飲んでいるのは50度近いスリボヴィッツェという、スモモから作った蒸留酒のようだ。

そして、、、結局こうなる・・・

ムハも二年間ほど滞在したというミクロフには天空の城と呼ばれるミクロフ城がある。前回行った時に、ライトアップされて暗闇の中に浮かび上がるミクロフの城に、オレは暫し見とれてしまった。

一番のお勧めは、ミクロフの街を見下ろす聖なる丘(巡礼の丘)に上って見る360度のパノラマだ。ミクロフの街は勿論、世界遺産のバルチツェ城、そして東西冷戦下には憧れの地であったろう、オーストリアがすぐそこに迫ってくる。この丘に登って、ここで西側に渡ろうとして何人の命が失われたんだろう、、、と感慨に耽っていたときに、大きな渡り鳥の一団が一羽一羽の顔が確認できるような距離で、しかもオレの目線の下を飛んでいった。「鳥でも自由に行き来できるのに、、、」オレは思わず目頭が熱くなったのを今でも鮮烈に覚えている。

チェコの弟の家は来年の秋頃に完成する。「その頃もう一度ミクロフで本式の式をやるからその時お出でよ」と弟が言ってくれた。どうせ行くなら長期滞在したい。弟の家をベースにしてまだ行ってないチェコの田舎町を回りたい。その頃ブルチャークと言って仕込みたてのワインを飲むお祭りがある。ワインといっても、ほとんどジュースのようなものらしいがアルコール度数は結構あるそうだ。それを一日中、色々なワイナリーのものを呑んで飲んだくれる。それを咎める人は誰もいない、、、これが一番いいね~~。
ようし、行くぞ~~。美味しいワイン造って待っててよ!!ペテル!!
んんん、、、オレはミクロフが好きなんじゃなくて、ワインが飲みたいだけの唯のノンベーか??