やっぱり小遣い吹っ飛んだ
昨夜チェコの姪が静岡に到着。カミさんと迎えに行く。姪が元気な顔を見せて改札を抜けてきた。スーツケースを引きずりながら馴染みの鮨屋まで歩く。時間は8時を回っていたが、店の前にセンチュリーが何台も並び、運転手とお付がゾロゾロと並んでいた。何かものものしい雰囲気がしている。
予約してるけど大丈夫かな?と、恐る恐るカウンターを覗いたらカウンター席は空いていた。両隣に客がいたが、オレ達はカウンターのほぼ真ん中に座った。若親方のY君がニコニコと出迎えてくれた。
オレは焼酎のお茶割り、カミさんと姪は生ビールで、久しぶりの再会を祝して乾杯をした。あん肝、才巻き海老、バイガイの三点盛りからスタートして、ヒラメ、鰹の刺身が続く。自慢のトロも勿論出てくるが、オレはトロを剥がしたスジのところを炙ってもらう。全く酒飲みは変なものが好きで困ったもんだ。今日は珍しく天然のクエがあったのでそれを酒蒸しにしてもらう。そして五時間かけて蒸したという鮑のぶつ切りを空揚げにしてもらった。
そうこうしているうちに親方が現れた。今日は大会社の首脳達が鮨を食べに来てたらしい。二階のビップルームで親方が握ったようだが流石に親方も疲れたようだ。それでもオレの横に座り四方山話に花が咲く。オレも親方の話を肴についつい飲みすぎている。
姪は中国の深圳から関空に降り、それから新幹線で静岡まで来たのだがどうも朝が早かったらしい。いつもなら美味しそうに残さず食べるのに、パタっと箸が止まっている。そこでオレは大出費を覚悟して親方にメロンを注文した。
メロンなら姪も喜んで食べると思ったからだ。ここのメロンは美味い。この店は磐田のクラウンメロンの最高級のものしか使わない。大きなマスクメロンの半分割が一人ずつ出てきた。その真ん中にブランディをたっぷり注ぎ込んで食べるとなんともいえない。贅沢な食べ方だけどホントに美味い。親方がチラっと悪戯っぽく笑ったのできっと安くしてくれるだろう。案の定、姪は「美味しい!!」と言ってきれいに食べた。
いつの間にか他の客も帰り、店も静かになったのでオレ達も帰ることにする。勘定を頼んだら、やっぱり親方安くしていてくれた。それでもオレの小遣いきれいさっぱり吹っ飛んだ。
予約してるけど大丈夫かな?と、恐る恐るカウンターを覗いたらカウンター席は空いていた。両隣に客がいたが、オレ達はカウンターのほぼ真ん中に座った。若親方のY君がニコニコと出迎えてくれた。
オレは焼酎のお茶割り、カミさんと姪は生ビールで、久しぶりの再会を祝して乾杯をした。あん肝、才巻き海老、バイガイの三点盛りからスタートして、ヒラメ、鰹の刺身が続く。自慢のトロも勿論出てくるが、オレはトロを剥がしたスジのところを炙ってもらう。全く酒飲みは変なものが好きで困ったもんだ。今日は珍しく天然のクエがあったのでそれを酒蒸しにしてもらう。そして五時間かけて蒸したという鮑のぶつ切りを空揚げにしてもらった。
そうこうしているうちに親方が現れた。今日は大会社の首脳達が鮨を食べに来てたらしい。二階のビップルームで親方が握ったようだが流石に親方も疲れたようだ。それでもオレの横に座り四方山話に花が咲く。オレも親方の話を肴についつい飲みすぎている。
姪は中国の深圳から関空に降り、それから新幹線で静岡まで来たのだがどうも朝が早かったらしい。いつもなら美味しそうに残さず食べるのに、パタっと箸が止まっている。そこでオレは大出費を覚悟して親方にメロンを注文した。
メロンなら姪も喜んで食べると思ったからだ。ここのメロンは美味い。この店は磐田のクラウンメロンの最高級のものしか使わない。大きなマスクメロンの半分割が一人ずつ出てきた。その真ん中にブランディをたっぷり注ぎ込んで食べるとなんともいえない。贅沢な食べ方だけどホントに美味い。親方がチラっと悪戯っぽく笑ったのできっと安くしてくれるだろう。案の定、姪は「美味しい!!」と言ってきれいに食べた。
いつの間にか他の客も帰り、店も静かになったのでオレ達も帰ることにする。勘定を頼んだら、やっぱり親方安くしていてくれた。それでもオレの小遣いきれいさっぱり吹っ飛んだ。