セージカとカンリョー

「え~い無礼者、そこになおれ!即刻打ち首にしてやる!!」世が世ならこんな風に断罪されたであろうが、何とも情けないね~~。ソ~リもデ~ジンも官僚に甘く見られているから、一国のソーリが主宰する会合に人事院総裁が欠席しても、直接叱責することも出来ずに遠吠えしているだけだ。

セージカとカンリョー、一体どっちが偉いんだい?セージカは議員立法もままならず、答弁にしてもヤクニンの書いた原稿を棒読みばかりが目に付く。国会は隔靴掻痒の議論のすれ違いで、相手が絶句するほどの核心を突く質問は無い。きっとセージカたちは立場が逆になっても同じようなことをやっているんだろうな。

人事院総裁が、今回の件で「公務員の中立性が保てなくなる」と言っていたが、よく言うよ。確かに地方では真面目に仕事をしてる公務員も多い。しかし、残念ながら霞ヶ関のカンリョーどもは時の政権与党と大企業にべったり擦り寄り、己の保身と利権の拡大しか視野にない。

だから薬禍問題や年金問題が起きてもまるで無関心だ。いや、その裏で自分達の年金だけは磐石のシステムにしているよ。下々の庶民がいくら辛く悔しい思いをしていても、鉄火面のようにつめたい対応しかできない。

そして自分達の権利だけは最大限主張し、国民の知らないところで、都合のいいルールを作ってしまう。「渡り」や「早期退職」のシステムもそうだ。民間では、同期が出世して悔しい思いをしても、我慢して勤めを続けているんだよ。ヤクニンだって定年まで仕事をすればいいんだよ。そうすりゃ、こんなに血眼になって天下り先を増やす必要もないだろう。

セージカはこんなヤクニンをうまく利用してると思ってるに違いない。持ちつ持たれずで、飴玉をしゃぶってきたと思っているんだろう。でも、したたかなヤクニンに手のひらで転がされ続けてきたんだよね。だから、いくら問題が起きても国民目線で決着することはなく、いつもヤクニンは責任を追及されずに玉虫色の決着だ。

しかし今回は余りの支持率低下に内閣も驚いたんだろうね。このままでは最低の内閣の一員と烙印を押されるのを恐れたデージンが、お気楽ソーリに詰め寄って方針を転換させたようだ。でもアソーさん、ことの重大さを分かってるかね?裏で、総務省が入れ知恵してるとの憶測も流れているし、結局ヤクニンの手のひらの中か・・・奸計は益々したたかで巧妙になっていく。 そして政権が変われば手のひらを返して新政権に擦り寄っていくだろう。

そういえば、世間では少年の心を持った大人がもてているそうだ。でも良く考えてごらんよ。大人というのは、しっかりした判断力を持った大人の心を持ってなくてはいけないんだよ。どこかのマスコミが創り出したキャッチフレーズに乗せられているから、年をとっても漫画ばかり見て、ろくに漢字も読めない大人が増えていくんだよ。






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2009年02月04日 Posted by臥游山人 at 20:10 │Comments(0)日々雑感

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