恋しい季節

毎年この時期になると東京のNさんから嬉しいモノが届くんだ。

それがようやく今日届いたよ。あれ~~?いつもと違うぞ、
と開けてみたらやっぱりそうだった。
今年の9月からパッケージデザインが変わったそうだ。

恋しい季節



それは、新潟長岡市の朝日酒造の純米大吟醸「得月といって、
毎年9月の「中秋の名月」の頃に発売される季節限定の酒なんだ。

朝日酒造というと「久保田」で有名だけど、意外とこの「得月」「洗心」という
純米大吟醸を知ってる人は少ないみたいだね。


恋しい季節



この酒は「ゆきの精」という酒米から作られていて、
なんと精米歩合が28%なんだよ。
米を削りに削ってわずかに残った米の芯で作った酒なんだ。
日本酒度は+3.0だからやや辛口というところかな。

恋しい季節



呑めば、品のいい香りとともにすんなりと喉もとを通り過ぎていく。
雑味が無いからスッキリとしていて後味が残らないんだ。
そしてどんな食べ物にも合わせてくれるんだよね。

オレが日本酒の美味しさに目覚めたのは、そんなに古くはないんだよね。
それまでは日本酒なんか臭くって、こんなの飲む奴の気がしれネ~なんて、
ウイスキーや、ブランデーばかり呑んでたな~~。


それが・・・20年ほど前になるだろうか?はごろもフーズの後藤社長(現会長)が、
「これ飲んで」ってなんやら木箱に入った一升瓶を届けてくれた。

「何だ、日本酒か?」と軽い気持ちで中を開けてみたら、ただものでない
雰囲気が漂ってきた。

それはオレの故郷山形の銘酒「出羽桜」大吟醸「万禮」という酒だった。
氷点下で二年間熟成させた古酒で、毎年500本限定の紛れもない
幻の酒だったんだよ。それを惜しげなく友達と飲んじゃった。

いや~~旨かったよ。

日本酒がこんなにいい香りを放つことを初めて知っちゃったんだよ。

それからというもの・・・飲んだね~、全国の日本酒を。・・・そして痛風だよ。

清水とはいえ、師走を迎え寒さが日に日に増してきたね。日本酒の恋しい季節だ。


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2008年12月22日 Posted by臥游山人 at 15:25 │Comments(0)メタボの素

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