<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

今日の宿泊地、コンヤまでは410キロある。Iさんが早々とバスに乗り込み、オレを今日も窓際に座らせてくれる。最初は親切でそうしてくれるのかと思っていたが、どうもそうではない事が分かって来た。バスは一時間ほど走るとトイレ休憩になるのだが、いつも着いたとたんにIさんがいなくなる。とても77歳のおじいさんの身のこなしではない。

「Iさん、そんなに慌てなくてもいいんじゃない?」と言ったら、「私は並ぶのが大嫌いでね。何でも一番じゃないとイヤなんだよ」と、ニコリともせずに言った。そうか~、それで朝食も朝一で集合なんだ、、、段々分かって来た。バイキングの料理を取る時も、Iさんは「一番上は埃かぶっているよ」と、必ず二枚目の皿を持ってオレに渡してくれる。

でもそのお陰でオレは楽が出来る。有難い、有難い、、、

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

バスはアナトリアの内陸に向かって走る。地形も山が多くなり、景色も単調になってくる。平地では野菜畑も沢山見られた。

コンヤは、セルジュク時代の王都として、また交易の中心地として栄えた古都である。

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

先ずは、「インジェ・ミナーレ神学校」を見学する。インジェミナーレとは細長い塔という意味があり、元はまだまだ長かったそうだが、落雷で折れて今の高さになった。

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

前門には見事な彫刻が施されている。

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )



<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )



<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

次は、セマ(旋舞の儀式)で知られるメヴレヴィ教団を創設したメヴラーナ・ルーミの博物館に行った。この建物は博物館の横にあるセリミエ・モスクである。

踊る宗教と言えば、日本にも一遍上人の踊る念仏、時宗があった。踊りながらトランス状態になり、神の世界に近ずくという、、、東西を問わず、同じような教団が現れるんだね。

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

こちらがメヴラーナ博物館

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )



<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

博物館といっても、中は聖人の墓地となっており、この水で手足を清めてから入場する人が多い。オレはバチあたりなのでそのまま入場。内部は残念ながら撮影禁止となっている。

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

中庭には宝物を陳列した小部屋がぐるりと並んでいる。

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

オレはキンキンギラギラには興味がないが、ガラスには興味が湧いた。

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

これはウランガラスだろうか?

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )



<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

ちょっと退屈したので、公園に出て涼んでいた。生のオレンジを絞ってくれるジュース屋があったので注文してみた。甘くて美味かった。これでちょっと生き返った気がした。とにかく暑い、、、

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

集合場所で全員確認。再びバスに乗り、今夜宿泊する「ホテル・リクソス」に向かう。

<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )

ホテル到着。部屋は21階だった。窓が一面ガラス張りになっており怖くて下が覗けない。高所恐怖症はツライネ~~。







同じカテゴリー(旅行記)の記事画像
私が訪れたチェコの城 Znojimo
私が訪れたチェコの城 Trosky
私が訪れたチェコの城 Podebrady
私が訪れたチェコの城 Moravsky  Krumlom
私が訪れたチェコの城 Litomysl
私が訪れたチェコの城 Kost
同じカテゴリー(旅行記)の記事
 私が訪れたチェコの城 Znojimo (2015-03-13 17:31)
 私が訪れたチェコの城 Trosky (2015-03-10 16:36)
 私が訪れたチェコの城 Podebrady (2015-03-09 10:38)
 私が訪れたチェコの城 Moravsky Krumlom (2015-03-08 15:52)
 私が訪れたチェコの城 Litomysl (2015-03-06 10:39)
 私が訪れたチェコの城 Kost (2015-03-05 17:59)

2012年07月13日 Posted by臥游山人 at 22:22 │Comments(0)旅行記

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
<エジプト・トルコの旅> 6月18日(2 )
    コメント(0)