ソウル・愛ふたたび
今晩NHKラジオの「きらめき歌謡ライブ」を聴いた。8時5分から9時30分まで結構長い放送だった。渋谷本社ビル505スタジオからの生放送だったが、浪曲漫談のさがみ三太師匠がNHKラジオの「真打登場」という番組に出演したとき、師匠から「遊びに来い」と言われたのがやはり505スタジオだった。あの時にお邪魔した楽屋に今中川先生もスタンバイしてるのかな?と思いながら、ラジオに耳をそばだてた。
この番組に作曲家の中川博之先生が、ロス・プリモス、八代亜紀、美川憲一、等と一緒に出演して、生で一曲歌ったのだ。その曲は「ソウル・愛ふたたび」といって、先生の作曲家生活45周年を記念して、先生自身がCDに収めた曲なのである。
この曲はラブソングではない。先生は先の戦争で韓国から引揚げる時、最愛のお母さんを失った。まさに母を想う歌なのである。オレは先生から直にその話を何回も聞いている。先生は母親の亡くなった地、ソウルをけっして恨むことなく、むしろ優しく愛情を込めて歌い上げている。

中川先生はそういう人なのです。愛の人なのです。だから先生の歌は心に響いてくる。番組には若い歌手も出演していた。確かに声量もあるし歌も上手いのだが歌詞が伝わって来ない。プロの歌手が、歌手でもない72歳の中川先生の足元にも及ばないんだよね。
先生の歌を聴いていると、先生の優しい心に包まれているような気がする。何とも言えない優しい気持ちに浸される。このままずっと聴いていたい・・・そんな気になる。
韓国の人にもこの歌を聞かせてあげたいな。きっとこの歌が、乾いてしまっている日本人と韓国人の心のひだを優しく潤わせてくれるような気がする。
オレの心にまだ余韻が残っている・・・・・
この番組に作曲家の中川博之先生が、ロス・プリモス、八代亜紀、美川憲一、等と一緒に出演して、生で一曲歌ったのだ。その曲は「ソウル・愛ふたたび」といって、先生の作曲家生活45周年を記念して、先生自身がCDに収めた曲なのである。
この曲はラブソングではない。先生は先の戦争で韓国から引揚げる時、最愛のお母さんを失った。まさに母を想う歌なのである。オレは先生から直にその話を何回も聞いている。先生は母親の亡くなった地、ソウルをけっして恨むことなく、むしろ優しく愛情を込めて歌い上げている。

中川先生はそういう人なのです。愛の人なのです。だから先生の歌は心に響いてくる。番組には若い歌手も出演していた。確かに声量もあるし歌も上手いのだが歌詞が伝わって来ない。プロの歌手が、歌手でもない72歳の中川先生の足元にも及ばないんだよね。
先生の歌を聴いていると、先生の優しい心に包まれているような気がする。何とも言えない優しい気持ちに浸される。このままずっと聴いていたい・・・そんな気になる。
韓国の人にもこの歌を聞かせてあげたいな。きっとこの歌が、乾いてしまっている日本人と韓国人の心のひだを優しく潤わせてくれるような気がする。
オレの心にまだ余韻が残っている・・・・・