招待状
中川博之先生から「作曲生活45周年記念コンサート」の招待状が届いた。日時は11月16日。会場は先生の生まれ故郷、「岡山シンフォニーホール」という所。美川憲一、ロス・プリモス、真咲よう子、里見浩太郎など、錚々たるメンバーが出演予定だ。
中川博之といえば日本のムード歌謡の第一人者として広く知られている。主な作品を並べると「ラブユー東京」「たそがれの銀座」「意気地なし」「わたし祈ってます」「夜の銀狐」「さそり座の女」「新潟ブルース」「サヨナラ横浜」など数え上げたらきりが無い。

作詞家の荒木とよひさ氏、オレ、中川先生

高畠じゅん子先生、すずきじゅんいち、オレ、中川先生
先生は、「中川博之」の他、「五十嵐悟」や「ユズリハシロー」などいくつかのペンネームも持っていて、もう千曲以上の楽曲を有名歌手に提供している。奥さんは高畠じゅん子といってこちらも高名な作詞家である。公私共に良きパートナーとして、数々のヒット曲を世に送り出している。

カラオケを歌うじゅん子先生
オレの友人で中川先生の曲の大ファンがいる。カラオケに行くと先生の歌ばっかり歌っている。その友人の長男が結婚するときにオレが仲人を務めることになった。オレは友人をビックリさせてやろうと思い、「式の途中でサプライズ登場し、お祝いの歌を歌ってもらえませんか」と、友人に内緒で先生にお願いした。
すぐに先生から返信が届いた。今度はオレがビックリする番だった。なんと奥さんの高畠じゅん子先生も一緒に来てくれるという。こりゃぁ大事になった。諸々の費用はオレのポケットマネーで負担する予定だった。二人となると費用は倍になるが、「お願いします」とオレは即答した。
先生はギターを持参して、弾き語りで自作の曲を歌ってくれた。元々先生は歌手志望だったので歌唱力は素晴らしいし、何より歌うことが大好きなのだ。じゅん子先生も素敵なスピーチをしてくれた。これには友人も涙を流さんばかりに喜んでくれた。

先生のパーティでのスナップ

日本平ホテルのロビーで
先生は五年ごとに記念のコンサートを開いている。オレは出来る限り出席しているのだが、今回はどうしても行けそうにない。オレの個展とぶつかってしまうのだ。
オレは今、泣く泣くお断りの手紙を書いている。「先生今回は行けませんが、50周年には必ず馳せ参じます」
歳はオレより一回り上なので、50周年の時先生は喜寿になってるはずだ。
中川博之といえば日本のムード歌謡の第一人者として広く知られている。主な作品を並べると「ラブユー東京」「たそがれの銀座」「意気地なし」「わたし祈ってます」「夜の銀狐」「さそり座の女」「新潟ブルース」「サヨナラ横浜」など数え上げたらきりが無い。

作詞家の荒木とよひさ氏、オレ、中川先生

高畠じゅん子先生、すずきじゅんいち、オレ、中川先生
先生は、「中川博之」の他、「五十嵐悟」や「ユズリハシロー」などいくつかのペンネームも持っていて、もう千曲以上の楽曲を有名歌手に提供している。奥さんは高畠じゅん子といってこちらも高名な作詞家である。公私共に良きパートナーとして、数々のヒット曲を世に送り出している。

カラオケを歌うじゅん子先生
オレの友人で中川先生の曲の大ファンがいる。カラオケに行くと先生の歌ばっかり歌っている。その友人の長男が結婚するときにオレが仲人を務めることになった。オレは友人をビックリさせてやろうと思い、「式の途中でサプライズ登場し、お祝いの歌を歌ってもらえませんか」と、友人に内緒で先生にお願いした。
すぐに先生から返信が届いた。今度はオレがビックリする番だった。なんと奥さんの高畠じゅん子先生も一緒に来てくれるという。こりゃぁ大事になった。諸々の費用はオレのポケットマネーで負担する予定だった。二人となると費用は倍になるが、「お願いします」とオレは即答した。
先生はギターを持参して、弾き語りで自作の曲を歌ってくれた。元々先生は歌手志望だったので歌唱力は素晴らしいし、何より歌うことが大好きなのだ。じゅん子先生も素敵なスピーチをしてくれた。これには友人も涙を流さんばかりに喜んでくれた。

先生のパーティでのスナップ

日本平ホテルのロビーで
先生は五年ごとに記念のコンサートを開いている。オレは出来る限り出席しているのだが、今回はどうしても行けそうにない。オレの個展とぶつかってしまうのだ。
オレは今、泣く泣くお断りの手紙を書いている。「先生今回は行けませんが、50周年には必ず馳せ参じます」
歳はオレより一回り上なので、50周年の時先生は喜寿になってるはずだ。