友こそ宝

昨日の日記でじゅんちゃんの事を書いたら、無事にロスに到着したようで、じゅんちゃんもオレの事を日記に書いてくれた。10時間も飛行機に乗ってたのにまだまだじゅんちゃんタフだね。これくらいの体力と気力がないと映画監督は務まらんのだろうね。
      
            <じゅんちゃんの日記>
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             ~我が友ガンコ親父~  すずきじゅんいち

ガンコ親父こと、寒河江さんが僕のことを書いてくれたので、寒河江さんのことを書こうと思う。

昨日東京を発ち、ロサンゼルスの家に着いて数時間が過ぎたが、眠くて眠くて。誤字脱字、ひどい文になるかもしれませんが、お許しを。と言い訳を先にかます所がセコイ、かなあ。

寒河江さんには色々お世話になりぱなし、奥さんにもそうです。
お二人とも凄く美味しいものを作ってくれます。
エライ、凄い!
人間は犬や猫と同じ動物ですから、美味しいものを食べさせてくださる方にはすぐなつくのですな。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。

と言っても、感性や生き方に共感できない人とはお付き合いは出来ません。
寒河江さんは、毎回書かれている日記でわかるように正義感がつよく、曲がったことが大嫌い、媚を売るのも大嫌いという性格であります。そして社会の背後をキチンと見ています。
僕はもう少し軟弱ですが、これらは全く僕にも当てはまる性格なのであります。
違うのは僕はO型で、極めてアバウトな所ですかな。

さて映画の話も少々。
今回作ったドキュメンタリー映画「東洋宮武が覗いた時代」は、テレビではないからと、音楽と字幕とインタビューされた人たちの語りだけで説明は極力省き、ナレーションもほとんど無しにしたのですが、日本に持ってきたら、英語の字幕を読むのはしんどいという方たちが多く、結局吹き替え版も作ることにしました。
僕の奥様の榊原るみさんもボランティアの無給でやってくれました。

どうも聞く所によると、現代の観客は字幕を読むのが面倒だそうで、どんどん吹き替えが増えているそうです。
どんどんイージーな人間ばかりになっていっているようです。
また、ヒットする映画はほとんどがテレビ局が作ったテレビの焼き直しのようなもので、荒筋が見る前から分かっていないと嫌だと言われるそうです。
現在はいわゆる単館系といわれるアート映画や独立プロの映画は客がほとんど入らなくなっているそうであります。

「いやはや」な時代は、映画界にも来ているようです。

根がいい加減というか、言われるとすぐその気になる性格ゆえ、協力隊も誘われて行ってしまったし、でも、そのお陰で寒河江さんには人生豊かにしてもらっております。
そういう訳で(?)、4月の日本は美味しいものが食べられそうだし、と今からワクワク期待に胸を膨らましているのであります。


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オレとじゅんちゃんの30年。よく続いたね。お互いがあまり深入りせず、畏敬しあいながら、お互いを気遣いあっての30年だったような気がするね。そして一番大事なことは、媚びずへつらわず、人としての矜持を持ち続けて生きてきたことだと思う。

これからもそうしていこうと思う。あとどのくらい時間があるか?どれくらい逢えるか?そんなことではないはずだ。我が友すずきじゅんいちは、オレのココロの一番大事なところにいつも存在し続ける。

四月、もう清水は花が咲いてるだろう。心ゆくまで盃を傾け、心ゆくまで語り合おうよ?勿論るみちゃんもいっしょに。


友こそ宝







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2009年01月24日 Posted by臥游山人 at 12:03 │Comments(0)交遊録

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